シーン1の2カット目です。後半に当たります。 このシーンは、背景はスライドさせ、動画はそれに合わせて作画していく形で作ります。ガラス玉は光沢や影を震わせるように描き、雨粒は画面から向かって右へと流れながら落下している様に見せます。 動画の番号…

このシーンもガラス玉が階段を跳ねていくのですが、これまでよりも規則正しい動きで降りていきます。 ここでの課題は、背景の出来栄えではないかと思います。 素材を撮影する上で、フレーム内に全体が入らなかったため、加工したり模様を描き加えるといった…

今作から、タイムシートの制作をすることにしました。上の物はシーン1の流れを記載しています。 レイヤーの種類が一つだけなので、あまり記載できていないように感じます。一部の撮影は文章で説明するようになっているようですが、今回はこの程度で収まりま…

このシーンは、奥からガラス玉が転がってきて画面下へOUTします。 前回と違い跳ね回ったりすることはありませんが、遠近感を意識して動画を作成することになります。 背景については、主に光の加減を細かく修正することになります。フォトバッシュとは違うか…

このシーンは、BGMに合わせてガラス玉が跳ね回る動画を入れます。リズムに乗りながら弧を描く様に動くので、着地・減速・弧の頂点・落下速度アップの瞬間に差し込む動画の枚数を変えていきます。 少々、法則性の無い動きをしていますが、自由気ままに遊んで…

シーン2のレイアウトです。このシーン以降、PANやフォローは使用しなくなります。 このシーンは3コマ打ちで制作します。ガラス玉は坂道を下っていき、原画A8でOUT。転がるスピードは変えず、BGMに合わせて自由に動いている様を見せるようにします。 シーン上…

今回から、動画コンテの制作に挑戦してみました。 制作してみたところ、簡単なアニメーションを作るような感覚で作業をし、作品の雰囲気を視覚的に分かり易く捉えることに適したものだと感じ取りました。 YouTubeなどに完成品を投稿しようと思ったのですが、…

前回のカットの続きです。 数回ほどバウンドした後、左へ移動するガラス玉をフォローします。ジグザグに転がっているので、立体感のある動画を描く必要があります。 下3枚のガラス玉の原画は、これよりも微妙にずらした動画を描くために繰り返し使用します。…

前回のレイアウトの別カットです。 雨粒がガラス玉へと変わっていく場面は、動画数を多めにしてスロー再生の様に表現します。予定では、2コマ打ちでの制作になります。 レイアウトには描かれていませんが、本作はほとんどのシーンで雨が降っています。このカ…

本作より、レイアウトの制作も行っていきます。 前作は、画面比率やそれに合わせた作画制作を行っていなかったために、直前になってから何度も修正や加筆を繰り返してしまいました。その経験から、今後は画像の様なレイアウトも作っていくことにします。 『…

本作の終盤です。 前回の曇り空から光が差し込み、序盤のゴミ捨て場にガラス玉が戻ってくるシーンへと向かいます。画面左から赤い傘の人がインし、オルゴールの前に屈み込んで終了となります。 BGMも、この映像に合わせて鳴り止むようになっています。演出上…

赤い傘の人が登場したシーンから、ガラス玉は画面左から動かすようなシーンが続いていきます。 このアニメーションは、赤い傘の人が登場したシーンから折り返し地点を迎えています。視覚的にそれを伝えるために、これまでのシーンとは逆方向にガラス玉を動か…

この絵コンテでは、アニメーションならではのストーリー性の表現を描いております。 本作は、言葉や字幕に頼らずに、映像と音のみで伝えることに力を入れています。シーン6～7は、ガラス玉がなぜ街中を転がり続けるのかを意識させるためにあります。ここは、…

本作で最も重要なのは、「音楽とアニメーションを一体とすること」です。そのため、あらかじめBGMは決定しておき、それを聴きながら絵コンテを作成しています。 特に、シーン3の様な跳ね回る場面は、元となるBGMでも印象的な音に合わせて動かします。原画は…

前作の『生活支援アプリケーション「オレのヨメ」』はストーリーを重視したアニメーションでしたが、本作は「自分らしい理想のアニメーション」を意識した作品です。 『オルゴール』のタイトル通り、この作品はオルゴールの音色に合わせたアニメーションを作…

本作を無事完成させることが出来たので、今回のアニメーション制作を振り返り、次回作ではより効率的に完成へと繋げられるようにしたいです。 〇反省点 ・レイアウトや画像サイズを考慮していなかった 原画や動画を背景と別けて制作していたために、予定して…

生活支援アプリケーション「オレのヨメ」 タイトル：生活支援アプリケーション「オレのヨメ」 作品時間：10分43秒 使用機種・使用ソフト：CLIP STUDIO PAINT EX AfterEffects制作期間：1年4か月 AIが人間を管理するというテーマは、サイエンスフィクションの…

2. その日の予定はもちろん、健康管理や流行、ニュースなども「オレのヨメ」は管理する。ユーザー一人ひとりに適した情報を公開し、時にそれは健全な精神状態を維持させることにも役立っている。健全さが常に蹂躙され維持することが不可能であった混沌時代か…

1． まず最初に、その人には個性があった、と記しておこう。これにどの様な意味があるのかと気になるだろうが、私にはこの様にしか表現できない。裏を返せば、これが私なりの個性の表し方だと思ってほしい。 個人的に、個性とは選択の連続から生成させるもの…

本作の主人公「ライトニング・エッジ」の設定画です。 白人なので肌は薄め、スーツはあまり暗く見えないような色にしています。多くの種類が使われていますので、見直しする時でに少々手間が掛かるかもしれません。 このキャラクターは「冴えない中年オヤジ…

このブログのタイトルでもある「アニメーション原作者」についてですが、私が知る限りこの様な言葉や肩書きは存在しません。おそらくは、私の造語です。なので、今回はこの言葉がどの様な意味なのかを説明します。 〇「アニメーション原作者」の意味 この言…

前回に続いて、街中のオブジェクトを投稿します。 Ubisoft『Tom Clancy's The Division』街中2 実は、今回の写真は本編で使用しない予定の物です。噴水は物語で登場させる必要が無く、電話ボックスは無くても問題が無いからです。 経験上、収集した資料の半…

今回は、物語と関係が無い写真ですが、街中で目に入った様々な物を投稿します。 Ubisoft『Tom Clancy's The Division』街中 街中を彩る様々な広告はもちろん、勝手に描かれたラクガキなどが至る所にあります。多くの人が土地に集まると、それだけ個人の特色…

サブキャラクターである「店主」が営む屋台のイメージを固めるための資料です。今回も、前回に続いて『Tom Clancy's The Division』から集めました。 Ubisoft『Tom Clancy's The Division』屋台1 雑誌や飲み物といった物を販売している店の様です。日本の駅…

前回、本作の舞台となるアメリカへ行くことが、現実的に困難であることを記載しました。そこで、アメリカのマンハッタンを舞台にした『Tom Clancy's The Division』とPlaystation4のスクリーンショット機能を使って疑似的な取材を行うことにしました。 今回…

キャラクターの容姿がある程度決まったので、次は背景に移ります。『生活支援アプリケーション「オレのヨメ」』では、事前に背景のイメージが完成した状態であったため省略していました。 本作の舞台はアメリカであるため、風景写真などから決定していきます…

本作に登場するサブキャラクターです。デザインは、「ライトニング・エッジ」を作成するまでに考察したものを元に作っております。なお、デザインは変更する可能性があります。 人種はあまり意識していませんが、偏りが無いようにはしたいと思っています。海…

口の形の変更案です。しゃくれた顎を無くして、唇をリアルに動かせるようなデザインにしました。「あいうえお」で表現しているのは、どの音を発しているかを理解し易くするためです。 様々な海外アニメーションを見てみると、唇の動きが日本のそれよりも細か…

修理が完了し、作業を再開しました。 設定画の確認は常に行っていますが、今回は口の形に違和感を感じました。現在、より自然な口を見つけるため、再び資料を見直しています。 何度も確認し直していますが、アニメーションにする上で表現し難いと感じたのな…

先週、PCが故障し修理の依頼を行っていたため、投稿記事を用意することができませんでした。 よろしくお願い致します。