2018-01-01から1年間の記事一覧
1ページ目 2ページ目 3ページ目 本作の脚本です。修正部分や小型の絵コンテを加えて、最終的に決定した物を載せています。 いくつかの内容がこれまでに掲載した絵コンテと違うのは、脚本を映像化した際にイメージとずれていたり、より見栄えが良くなる表現を…
トラックバック後のシーンです。ここからスタッフロールまで、カメラは一切動きません。 砂嵐で覆っている絵コンテには「オレのヨメ」を入れていませんが、改めて見ると、OUTする瞬間にこのシーンへ移った方が印象を与え易いと感じました。感情移入していた…
前回のシーンから画面を動かし、「オレのヨメ」が語り出すところまでの絵コンテです。 PANやトラックアップ・バックといったカメラの動きが切り替わり続ける場面ですので、背景のボケや動かすレイヤーとそうでない物をしっかりと把握しなくてはなりません。…
左右へのPANから、「オレのヨメ」が話をする場面です。 大きな動きはありませんが、撮影については細かい調整が必要になります。特に、夕日にレンズフレアを入れる作業は、場合によっては別の方法を用いた方が良いかもしれません。 この絵コンテの最後の場面…
別シーンへとインする部分の絵コンテです。ここのノイズカットから最後のシーンへと変わります。 特別な表現などはありませんが、次シーンは、これまでよりも顕著な時間経過を感じさせる背景となっています。具体的には、時刻は夕方で空が赤くなりかけている…
ノイズカットから、シーンが始まります。 前回に続き、このシーンでも「オレのヨメ」は最低限の動きしかしません。口数も少なめにし、何かを躊躇っている様な態度をさせます。 このシーンはゴンドラに乗って上昇しているシーンなので、ハンディぶれを少し強…
前回の続きで、このシーンの最後です。 大雑把にですが、「オレのヨメ」の表情が一変するところを強調するようにしています。感情的にはマイナスなイメージを強くして、どこか主人公を避ける様な動作を見せます。 重要なのは、謝罪の気持ちではなく残念な気…
このシーンは、1カットのみで進行します。立体的な背景とカメラワークを駆使し、「オレのヨメ」とのやりとりを表現するのが、主な場面となります。 このシーン以降、視聴者が「オレのヨメ」に対して煩わしさを感じるように進行させます。ここでは、台詞を多…
前回の絵コンテを没にしたため、ここからが本編の続きになります。 全体的に動きが少ないので、特別な部分は無いと思っています。シーン自体も一枚の絵コンテで出来上がっていますし、何かの伏線などもありません。いわゆる「ちょっとしたくなってもうた」く…
このシーンは次のカットへと移る部分でしたが、諸事情により使用しないことにしました。 「ちくしょうめ!」 最初は、登場人物をあと2~3人は増やしたいと思って作った絵コンテだったのですが、制作するのに掛かる時間を考えると無い方が効率良くなると思…
ここは、一つのシーン・カットで作成されています。背景は用紙1枚に収めて描くことを想定したため、この様な形になっております。画面が横向きになっているのは、1枚の背景を使っているということを理解出来るようにするために、こうなっています。 このシー…
シーンが変わる部分の絵コンテです。カットイン・アウト時には、主に砂嵐が差し込まれます。 シーンB1の背景は「オレのヨメ」に合わせてフォローPANされています。オレのヨメ」はカメラ役と並んで歩いている状態なので、画面のハンディぶれは少し大きくなり…
前回よりも、詳細な指示が書いてあります。 このシーンは、もう一人のメインキャラクター(カメラマン)の動きが重要になっている所で、本作のテーマにも関係してきます。 このキャラクターは視聴者の視界代わりになるもので、作中では決して全身が映されま…
この絵コンテで描かれているシーンは、主に「オレのヨメ」の個性です。台詞で済ませてしまうと説教を聞いているように感じますので、アニメらしく動きで伝えるようにしました。 上から順に、アプリケーションの役目、ちょっとしたイタズラ心、積極的な行動を…
全体的に動きが激しくなるシーン。ある意味で、ようやくアニメらしさが出てくることになります。 この絵コンテでは、「オレのヨメ」のズームアウトからデジタル時計のIN、そこからさらにPANアップをするという流れです。加えて、時計はリアルタイムで変わっ…
ここから、登場人物である「オレのヨメ」が登場します。最後に残ったウィンドウは、タイトルの表示とアプリケーションの起動を表現しており、ある程度目立たせる必要があると考えています。 4番目を見ると分かりますが、ちょっとした動作しかない場合は擬音…
本ブログに掲載している画像・写真・脚本・動画などは、ブログ運営者であるYu_Okubeの著作物となります。いかなる理由があろうと、著作権の一切はこちらにあります。 ただし、Yu_Okubeが作成したことを明記するのであれば、この限りではない場合があります。…
このシーンは、複数のアニメーション素材を作成しておいて、最終的に一つの画面に映すようにします。各ウィンドウがその素材にあたり、映像が流れる時間はメインとなるシーン全体に合わせて調整することになります。 最後のシーンについては、物語上の演出に…
物語序盤のシーンです。この作品は一人称で進行していくので、撮影はそれを意識して行っていくことになります。 絵コンテの作成には、株式会社KADOKAWA発行の『君の名は。新海誠 絵コンテ集2』から学んだ手法を使いました。画面に色を塗っているのも、本書を…
絵コンテを作成する前に、あらかじめキャラクターの外見を決めておきました。本来はシナリオ~絵コンテを終えてからなのでしょうが、個人的には大まかでも用意していた方が「やっぱ、こうしとこ」という気持ちのブレが無くなると思います。 それ以外にも、い…
本ブログは、自主制作したアニメーションの絵コンテを公開し、それに独自の考察を記載していくことを目的に立ち上げました。 一作品の絵コンテ全てを公開した後は、その脚本を上げ、ポートフォリオ用の記事を閲覧できるようにします。 また、公開した絵コン…