絵コンテ:『生活支援アプリケーション「オレのヨメ」』(4)
全体的に動きが激しくなるシーン。ある意味で、ようやくアニメらしさが出てくることになります。
この絵コンテでは、「オレのヨメ」のズームアウトからデジタル時計のIN、そこからさらにPANアップをするという流れです。加えて、時計はリアルタイムで変わっていくので、その通りに変化させます。見栄えやアニメっぽさを意識するなら、あえて時間経過を映す方がリアリティがある気がします。
絵コンテの画面枠からはみ出ている所がありますが、これはわざとこうしています。画面外での動きを描いていた方が作画が崩れ難いのもありますが、デジタルアニメとして制作する場合だと、一コマでもカメラワークでいくつもシーンが作れるので、その動きを見て理解できるようにこうしています。
「別に、いちいち消すのメンドイとかやないからな」