レイアウト:オルゴール(14)

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 このシーンは、背景の変化により、視聴者に印象を与えることを目的としています。

 左上の雲間から温かい光が浮かび上がり、やがて光芒が射す。これは、物語が大きく前進し結末に近づいているということを表しており、何か明るい出来事が起こるのではないかと期待させるシーンとなります。

 ですので、視聴者がガラス玉の動きに気を取られないようにするために、光が強くなるにつれて明度を下げていきます。内側は少し明るいままになりますが、その分、雲間の光を強くして目立つようにします。